盛岡駅ー釜石駅間
山田線(やまだせん)は、岩手県盛岡市にある盛岡駅から同県宮古市の宮古駅を経由し同県釜石市にある釜石駅までを結ぶJR東日本の鉄道路線です。盛岡駅 ー 宮古駅間は国道106号線沿いを走る山岳区間です。一方の三陸海岸沿いを走る宮古駅ー 釜石駅の区間は、三陸鉄道・大船渡線・気仙沼線などと共に三陸縦貫鉄道を構成しています。
- 区間:盛岡 ー 釜石 157.5 km
- 駅数:30駅(起終点駅含む)
- 山田線所属駅に限定した場合、起点の盛岡駅(東北本線所属)が除外され、29駅です。
■2011年(平成23年)3月11日 東北地方太平洋沖地震とこれにより発生した大津波で織笠、大槌、鵜住居の各駅が流失、陸中山田駅が大津波による大規模火災で焼失。
■2011年(平成23年)4月21日 不通の宮古~釜石間駅は岩手県バス、岩手交通による振替輸送開始。
■不通になっている宮古~釜石駅間は鉄道による復旧を断念して「バス高速輸送システム」(BRT)に置き換えることが検討されている。そうなると、接続する三陸鉄道北リアス線と南リアス線が分断され孤立路線となる。「2012年(平成24年)1月7日現在」
■美しい海岸線を走る可愛らしい電車は、宮沢賢治の銀河鉄道になぞらえた夢の鉄道だ。だが、復興、復興と気分を高めて鉄道マニアのノスタルジに浸るより地元の実情を考えると100億以上かかる鉄道は止めてバス路線などの道路を整備に振り向けるべきだ。災害は必ず繰り返される。人の住まない海岸近くに鉄道を復旧して何になるのだろう。「2012年(平成24年)3月1日現在」
■JR東日本はBRTでの仮復旧案を提案していたが、地元自治体は鐡道での復旧を求め拒否。2014年1月にはJR東日本は自社で140億円を負担して設備を復旧させた上で、当区間を三陸鉄道に経営移管する案を示している。この経営分離案は未だ合意に至っていないが鉄道での復旧を行う方針が公にはっきりした。これにより分断されている三陸鉄道の2路線が繋がり,一体経営を実現することによる効率的な運営形態が実現できる。「2014年(平成26年)3月現在」
━ 山田線 国鉄駅 ━
★ 国鉄切符(硬券・軟券)/駅スタンプ ★
国鉄B型硬券>金額式乗車券
★津軽石→50円(昭和50年)
津軽石駅発行
駅スタンプ
昭和51年(1976年)1月
押印
次の停車駅は、豊間根~
盛岡駅―上盛岡駅―山岸駅―上米内駅―大志田駅―浅岸駅―区界駅―松草駅―平津戸駅―川内駅―箱石駅―陸中川井駅―腹帯駅―茂市駅―蟇目駅―花原市駅―千徳駅―宮古駅―磯鶏駅―津軽石駅―豊間根駅―陸中山田駅―織笠駅―岩手船越駅―浪板駅―吉里吉里駅―大槌駅―鵜住居駅―両石駅―釜石駅
※ 「青」の駅は駅スタンプのみです。