平均滞在時間とは
滞在時間とは、Webサイト1回の訪問(セッション)におけるユーザーのサイト閲覧時間を示しています。
例えば、キーワードごとに平均滞在時間を見ていると、あるキーワードでアクセスしたユーザーの滞在時間が長ければ、それだけユーザーは熱心にWebサイトを見ているかが判ります。
熱心に閲覧したキーワードだからこそ、その分コンバージョンに繋がる可能性は高いといえるでしょう。その中には「お宝キーワード」が含まれているかもしれませんよね。
1番多い滞在時間は「0-10秒」
短い閲覧時間(0-10秒)は、サイトを訪問したユーザーが直ぐに離脱(直帰)してしまったことを意味します。検索エンジンから訪問(セッション)した場合だと、検索エンジンの検索結果(スニペット)とそこから判断したユーザーの期待値の不一致によるものが多いと考えられます。
例えば、「イチゴの栽培するページ」が見たくて、検索キーワード「いちご」で検索したところ、検索結果の到達ページが栽培のページではなくて「イチゴの販売のページ」だったら直ちにそのページを離れてしまうでしょう。
他にもユーザーが興味や関心のあるサイトとしてお気に入りやブックマークなどからサイト更新のチェツクに訪問したが、前回訪問時と同じで更新されていなければ直ぐに別のサイトに移動してしまうでしょう。このようなケースも当てはまります。
管理しているサイトを幾つか調べたところ、どのサイトも全セッションの割合で50%前後が滞在時間「0-10」であった。
特にブログではこのようなケースが顕著に見られますので、自戒を込めてまめに更新をしたいものです。困るのは、再訪したが更新されていないと判ると次回の訪問を期待するのは難しくなることです。
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「サイトの滞在時間0秒」のケース
訪問したページから直帰したユーザー、つまりそのページから他のページに移動せず、離脱してしまったユーザーは、そのページに何時間何分滞在しようとも、滞在時間は0秒としてカウントされてしまう。
また、当該サイトから最後に離脱したページ(=別のサイトに移る直前のページ)は滞在時間計測不能なために0秒とみなされますから、「0-10秒」のカテゴリに属してしまいます。
このことから、Google Analyticsは閲覧しているページ毎に時間を計測しているのではなくて、ページの移動を受け、その後に時間を割り出していると推測されます。
従って、アクセス解析上のサイトのデータの滞在時間を鵜呑みにせず、必ずしも実際の利用実態を正しく反映しているとは限らないことを頭の片隅に置いて補正作業をする必要があります。
初めまして^^
ブログランキングから訪問させていただきました!
記事、勉強になりました!
ありがとう御座いました。
時々、拝見させいただきます
応援させていただきます。
投稿情報: ドラ | 2010年4 月30日 (金) 20:45
訪問有り難うございます(^^)
これからも実践を通じて得た経験などを中心に書きますので、今後とも宜しくお願いします。
投稿情報: 実践ーSEM対策研究所ー | 2010年4 月30日 (金) 22:12