SEM対策の費用対効果なら!
以前勤務していた会社ではPPC広告を2003年から利用していたのでオーバーチュアやアドワーズ広告の知識をもち合わせていると心配もしていなかった。しかし、ここ数年はSEOを専門にしていたため、PPC広告に関しての理論や観念論では経験充分だが大事な現場経験が2年ばかりはおろそかになっていた。
当初から顧問先を10社以内に限定しているのは、顧問先に対して結果責任を果たすにはこの辺が限界と決めているからである。もっとも若ければもう少し無理が効くだろうが・・・・・。
ところが、これらの会社からSEOだけでなくPPC広告を含めたWEB全体のマーケティングを見て欲しいとの要望がここのところ多くなってきた。今までの「仕事ぶり」に対して評価をいただけたものと嬉しい限りだ。
仕事が増えるのは喜ばしいことであるが、第一線を退いた「半働半遊」をモットとしている身にとっては悩ましいことだ。婉曲的にお断りしたりして暫く思案していたが、意を決めて再度アクセルを踏みこんで支援していくことにした(でも、空ぶかしにならないことを祈るばかりだ)。
その理由として、徒にクリックされるばかりで、果たして資料請求や注文に結びつくコンバージョンに至らないと思われるようなキーワードで検索されているケースが「アクセス解析ツール」から多く発見されているのだ。
どれだけ今まで無駄な費用をかけたことだろう。この傾向はキーワードの出稿数も多く予算の多い企業に問題があるように思われるが。果たして・・・
オーバーチュアの機能として、アカウント管理タブより広告種別の設定から部分一致もしくは完全一致を選択する。多くのスポンサーは深く考えずに見込み客の獲得機会の損失防止を第一義と考えて部分一致を選択していることでしょう。
これはこれで間違っていることではないが、「筆者はうかつにも勉強不足で部分一致の機能が拡張されていることを失念していた『2006/08から拡張された』」。
れは、検索サイト上で検索が行なわれた際に、入力されたキーワードから適合性の高いキーワードを複数類推して、類推されたキーワードに対し、適合性が高いと判断されたキーワードに入札している企業の掲載内容が、検索結果に表示されるように変更になっていた。勿論、課金の対象になることはいうまでもありません。
例えば、○○温泉のホテル宿泊プランの紹介と予約のサイトで出稿する場合のキーワードとしては「ホテル○○」「○○宿泊」「○○温泉ホテル」「○○旅館」「○○温泉宿泊」「○○」等が考えられる。
ここで問題となるのは「○○温泉の全てのホテルの紹介と予約ができるサイトであれば問題ない」が、そうでないとしたら課金ばかり増えて無駄が生じる。特に代表的な検索の多い有名なホテルなどが対象にならないとしたら最悪だ。
検索しても表示されるのを防ぐ方法として、ケースにもよるが広告の一時停止や対象外キーワードの設定で可能になるが意外と行なわれていないのではないか。今一度無駄がないか確認してみてはどうだろう。
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