Yahoo!とGoogleの「CPCとorganic」の違い?
Google Analyticsの全ての参照元(メイン名:Google、Yahooなど)にはメディア(organic、referralなど)がプラスされて見るとこができる。もちろん、参照元、メディアと別々に見ることも可能だ。 見方はAnalyticsの「全ての参照元」のページで表の左上の「表示:参照元/メディア」のプルダウンでメディアを選ぶと、検索エンジンから来た人、有料広告から来た人、リンクを辿ってきた人、直接来た人などが区分されて分かるようになっている。 建設資材メーカーのA社から、半月ほど前にアドワーズ広告のパフォーマンスが良くないので何とかして欲しいと相談を受けた。そこで、予算の無駄を避けるため今までの「部分一致からフレーズ一致」に変えてキーワードを増やすことにした。クリック率も高めの3%(検索ページ全体)以上を目標として品質の向上も目指すことにした。 そうしたところ、旬日を待たずにGoogle Adwordsの1日の予算消化がすこぶる早く、現在のキーワード数でも3倍の予算が必要なことがわかった。今では問合わせの電話や資料請求が大幅に増えて喜ばしい限りだ。でも、これ以上増えればかえってユーザーに迷惑を掛けないかと贅沢な悩みだ。そこで、ここ暫くは、クリックの多い一部のキーワードを一時停止して様子を見ることにした。 そんなわけで、Google Analyticsの参照元を見るのも楽しみになってきた。参照元/メディアで見るとGoogle/CPCはYahoo/organicに次いで2位だ。既に3位のGoogle/organicと併せるとYahoo/organicを凌駕する。「Yahooはオーバーチュア経由のアクセスを『organicに一本化』されているためSEOによる上位表示によるものか、それともリスティング広告からきているのかが判らないので不便だ」。これはGoogle AnalyticsがGoogleより提供されていることから起こる現象なのだろうか。 メディアはorganic、CPC、referral、directの4つに分類されています。 ◇ organic(オーガニック) 検索結果画面(SERPs)経由のアクセス。つまり検索エンジンの自然検索(非広告)から辿っての訪問を表しています。つまり、organicは検索結果画面からのアクセスの中で有料広告以外のアクセスということです。しかし、上述のようにGoogle AnalyticsはGoogleの検索連動型広告「Google Adwords」からのアクセスはorganicとしてカウントしませんが、Yahoo!Japanの検索連動型広告(オーバーチュア)経由のアクセスはorganicに含まれますので要注意です。 ◎オーバーチュア経由のアクセス⇒Yahoo/organic ◎Google Adwords経由のアクセ⇒Google/CPC ◇ CPC 有料のキーワード検索連動型広告からのアクセスになります。つまり広告として表示されているリンクを経由して訪問を表しています。 ◇ referral 検索結果画面(SERPs)や有料広告を除くリンク経由のアクセスを表しています。つまり他のサイトの被リンクを辿ってきた訪問を表しています。 ◇ (none)direct アドレス欄にURLが直接入力されるかブックマークからの訪問を表しています。 このことにより、Google Adwordsに出稿しているとGoogle/CPCのカウントが広告の効果を評価する際には使えます。 見るには、Analyticsの「全ての参照元」のページで表の左上の「表示:参照元/メディア」のプルダウンでメディアを選ぶと、検索エンジンから来た人、有料広告から来た人、リンクを辿ってきた人、直接来た人などが区分されて分かるようになっています。
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