詳しいサイトが読まれない理由
ウンチクサイトは別にして、おしゃれなサイトで情報量も多いのに何故か直帰率が高いサイトが多く存在する。このようなサイトはろくに読まれていない可能性が非常に高い。おしなべてこれらのサイトの運営者は大きな過ちを犯している可能性がある。
その過ちは、
「詳しいサイト」=「読まれるサイト」ではないということ。
詳しい情報が載っているのにどうして読まれないのか?
それは探すのに面倒くさく時間がかかるから。
満艦飾然とした賑やかな情報の中から自分に必要な情報をみつけるのは一苦労だ。
ユーザーはせっかちであるから致命的になりかねない。(それらを防ぐサイトつくりには、概念的にはFの法則、Zの法則、我流のマジック9の法則を基本としている)
「ユーザーがせっかちな証左として、2008年にアメリカのThe Aberdeen Groupの行った調査によると、表示速度が1秒遅れると、サイトのアクセス数で11%、売上や申し込みで7%、顧客満足度で16%低下するといわれており、企業のサイト運営に多大な影響を及ぼします」。
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参考までに、
『これからのSEO対策には表示スピードは必須!』
当然の流れではありますが、
米Googleは先々月の4月9日(現地時間)「サイトスピード(サイトの表示速度)」を検索アルゴリズムの評価項目として加えることを明らかにしました。
さて、本題に戻ると運営者はいつも見ているからどこに何が書かれているかが知っているだけに、初めてのユーザーの大変さが理解できないでいるケースが多い。
特に運営責任者が管理部関係者や技術者の場合はどうしてもネガティブになりがちなので要注意だ。
「新規顧客開拓など売れるサイト作りにはトップ営業マンのノウハウを生かすのが好ましい」。
ユーザーとしてはそこに必要な情報がストレートに書かれているかどうか即座に判断するので読んでみないと解らないのではまどろこしくて話にならない。
ユーザーはひと目見て自分の意図する情報でなければ、ろくに内容を見ることなく、このサイトを直ちに去って別のサイトを探し始めることだろう。
その結果、詳しい独りよがりの情報量の多いサイトは読まれず、僅か数行のCPS(クリエティブでパンチの効いたシンプルなサイト)の情報の後塵を拝することになってしまう。
心当たりのある方は、詳しいサイト作りよりも、先ずは読まれるサイトつくりを心がけてはいかがだろう。ついでに、SEOとしてサイトのスピード表示はおめおめ忘れずに・・・・・。
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