営業マン支援のWebマーケティングとは
Yahoo!JAPANの月間PVはなんと!
サイトのアクセス量はPV(ページビュー)という単位でカウントされる。比較する場合は、月間平均の1日当たりのPVで比較するのが通常である。ただサイトのPV数だけで一様に媒体力が比較できるかというとそんなに単純でもないように思える。先日もサイバーエージェントのブログ「アメーバブログ」が30億PVを突破との記事を目にした。30億PVを超えるとインターネットメディアとしての広告媒体価値が高まるようである。株主としてもこういう記事がでるのは嬉しいことである。
名の知れたサイトの月間PV数は、Yahoo 400億, DeNA 149億, ミクシィ 118億であるからまだまだはるかに及ばない。ミクシィのユーザー数は1300万人、月間PVはパソコン経由が50億PV,携帯電話は68億PVに達したようである。全体のPVは頭打ち、モバイルからのアクセスは好調だがPCからのアクセスの下降が止まらない状況だ。確かに、筆者もミクシィのユーザーであるが、モバイルを利用して日記を書いているマイミクが多くなっていることも事実だ(もっとも30歳前後の世代だが)。
1万円で2万クリック保証
PVと紛らわしいのが、インプレッションだ。Webサイトに掲載される広告の効果を計る指標の一つで、広告の露出(掲載)回数ことをいい、サイトに訪問者が訪れ、広告が1回表示されることを1インプレッションという。通常は1ページに1つの広告を掲載することが多いため、掲載ページのページビューの合計に等しくなることが多い。1回につき課金する方式をインプレッション保証型広告と呼び、単価は1000インプレッションあたりの価格((CPM)で表示される。
顧客が反応する確率には一定の法則性がある
今でも鮮明に記憶しているが、WebマーケティングとしてPPC広告をよく利用していた以前(2~4年前)には月間のインプレション40万~50万、クリック率1~3%(クリック件数5000件~15,000件)、コンバージョン(問合せ)率は1%前後であった。従って、5000件のクリックで50件の問合せがあったということである。扱う商品は業務用の販売管理システムのためカスタマイズなどをいれると粗利で数百万~2千万にもなるが、問合せの10%は間違いなく成約することができた。しかも全てが新規開拓である。PPC広告としての月の予算は30万、キーワードの順位は1~6位の範囲の出稿で、全てが1位というわけではない。SEOとしてもメインの10種類程度のキーワードはYahoo!JAPAN、Googleとも20位以内に表示されていての結果である。Webマーケティングとして、PPC広告とSEO対策は必須といえるであろう。
クリック率10%、コンバージョウン(問合せ・成約)率1%は可能
そこで、Webマーケティングの視点からPPC広告の検証(同じキーワードで違うホームページで1位表示など)を行い、どのように数値が変わるか確認をしたが数値はほとんど変わらなかった。もちろん、サイトのページの善し悪し、商品や価格、サービス内容の違いによって反応率は上下するが、必ず「ある一定の範囲」におさまることに気がついた。Yahoo!に1位表示していればどんなキーワードでもクリック率は2~20%で、コンバージョン(問合せ・成約)率は0.1~2%が見込まれるということである。但し、この条件があてはまるのは、オーバーチュアのキーワード広告で1位表示した場合である。Googleアドワーズ広告ではクリック率もコンバージョウン(問合せ・成約)率もかなり下がり、大体のところオーバーチュア広告の三分の一程度になると考えて差し支えない。
◇ 片手にソロバン、片手に論語 ◇
子夏曰く、賢を賢として色に易(か)え、父母に事(つか)えては、よくその力を竭(つ)くし、君に事えてはよくその身を致す。朋友と交わり,言いて信あらば、いまだ学ばずというといえども、われ必ずこれを学びたとり謂わん。
(相手が賢者だとみれば、恋するほどの情熱をもって指導を受ける。子としてはどこまでも両親の心をくみとる。主君には徹底して忠節を尽くす。そしれ友人には、けして心にも無い事を言わない。こうした人物なら、たとい本人が無学だといったとしても、わたしは、これこそ深く学問を身につけた人物だと評価する)。(子夏)
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