ページ内要因としてのSEO対策としてのSEOテクニック
ページ内要因系のSEO対策としては、
１．タグの記述内容（<title>タグ、<meta>タグ、画像の<alt>タグ）。
２．ページ数・情報量(十分なページ数、情報量があるか。キーワードに特化されたページになっているか)。
３．Webサイトの構造（ぺージ間でのリンク構造）。
４．Webページのテキストの内容
以上の4項目が挙げられます。今日は説明の要する4番目のWebページのテキストの内容に関して上位表示のためのSEO対策を考えてみることにいたします。
① ページの「目立つ位置」に重要キーワードを配置する。
SEO対策の大事な概念に「キーワード注目度（Keyword Prominence）」と言う考えがあります。Prominenceとは「目立つ場所」という意味ですから、そのキーワードがどれほど目立つ場所に設置されているか大事になります。
② キーワードを繰り返す場合には「頻度」と「密度」に注意する。
キーワードがホームページ中に出現した回数をキーワード頻度（Keyword Frequency)といい、キーワードがホームページに出現する割合をキーワード密度(Keyword Density)と呼びます。強調するキーワードを何度も繰り返すという単純な手法ですが、一般的にロボットは、キーワードの出現頻度が高ければ高いほどそのキーワードがホームページの中で重要だと認識します。しかし、そうかといってキーワードの少ないのはもちろんよくないのですが、逆に多すぎるのもいけません。検索順位を落とすことになりますから、SEO対策としては微妙な調整が必要です。
文章を作成する上で上位表示を目指す重要キーワードを繰り返す場合の「頻度」と「密度」の関係について、わかりにくいため、SEO対策の観点から整理をすると、例えば、ホームページ中に「日本酒」というキーワードが10回出現すると、キーワード頻度は10です。「日本酒」というキーワードが10回あらわれた方が7回しか現れないよりも高い評価を得ます。ただし、キーワードの出現回数が大きいだけでは「日本酒・日本酒・日本酒・日本酒・・・・」というような「連呼型」の安易なホームページが上位表示されるのは好ましくありません。不正行為としてペナルティの対象になります。
それではSEO対策としては、どのくらいの回数なら繰り返してもいいのか？それが次の「キーワード密度」になります。ホームページ全体の単語数に対するキーワードの出現回数の割合を示す指標をキーワード密度といいます。キーワード密度の計算式は、
キーワード密度=キーワード出現回数÷単語数
分母の「単語数」は単語の数ではなく種類になります。同じ単語が10回出現しても単語の種類としては１としか数えませんので注意が必要です。キーワードの出現回数が多くなれば、必然的にキーワード密度も大きくなります。キーワードの出現回数に歯止めをかけるためにキーワード密度にも上限が存在すると考えられます。実際にこのキーワード密度はどのくらいの値がのぞましいのでしょうか？SEO対策として殆どのSEO業者は５～７％程度と大雑把ないいかたをしておりますが、検索結果が20万件以上あるキーワードの上位10位以内のホームページを分析した統計データによると、単語数が300語まではキーワード密度が10％を超えるものも少なくないが、単語数が500語を超えるとキーワード密度は5％以下に集中し、1000語を超えると2％が上限となっている傾向があるようです。結論として、単語数が500語程度まではキーワード密度の上限が5％、単語数が500語を超えると2％程度が無難といえましょう。
キーワード密度を計るツール
キーワードの密度を手で計算するのは大変ですが、これを簡単に計測してくれるツールに「ぐーまに」というフリーウェアがあります。「ぐーまに」の「ウェブ調査機能」を利用すると画像のALTタグに設定されたキーワードもカウント対象として出現回数を一覧表示してくれるので便利です
Googleツールバーなら目視チェツクが可能
これは皆さんが経験していることと思いますが、Googleツールバーのハイライト機能を利用すると、設定したキーワードをブラウザ中でハイライト表示をすることができます。BODYタグ内のどの位置にキーワードがあるのか、どのような形容詞で強調されているのか、出現頻度は少ないかそれとも多すぎないか、ということを目視でチェツクが可能です。更にGoogleのアルゴリズムにキーワード近接度(Keyword Proximity)という考えがあり、これも同様に直接目で確認することができます。
◇ 片手にソロバン、片手に論語 ◇
子曰く、黙してこれを識（しる）し、学びて厭(いと)わず、人を誨（おし）えて倦（う）まず。なにかわれにあらんや。
（思索を積み、学問に精進し、教育に熱中する。これくらいは、私にとってそう困難なことではない）。(孔子)
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