YAHOO!とGoogleのキーワード認識は違う
複合語キーワード「○○△△」は月間検索数(Google Adwords:キーワードツール)が2,400もありながらYAHOO!ではページ数がたったの4件しかない。しかし、表示されないのは何故だろう。同じキーワードで検索すればGoogleのページ数は24,400件で表示順位は7位と申し分がない。 このような現象がおきるのはGoogleでは2つのキーワードとして「○○」、「△△」で認識するがYAHOO!は2つと認識せず、1つのキーワード「○○△△」として認識していることからおきることによる。 Googleは2つの複合語キーワード○○と△△が逆でも認識して反映している。認識したからといっても逆の方が表示順位に差があることはやむを得ない。融通無碍でYAHOO!より進化しているといわざるを得ない。 キーワードの有効性を計る指標として、KEI(キーワード・エフェクテイブ・インデックス)がある。「この数式は検索数×2乗÷件数、数値が高いほど『狙い目キーワード』になる」。競合数が多いほど小さく、逆に競合数が少ないほどKEIは大きな値となる。 この数式で計算すると発見したキーワードは、何とYAHOO!KEIでは値が1,440,000にもなる。まさにビックな「お宝キーワード」だ。 いつもSEO対策を施工するには、先ずキーワードマーケティングに労力を費やすが、KEIは0.5~5が普通で、こんな経験は初めてだ。たまにはKEIが数千台のこともあるが、そのようなキーワードは殆ど検索数が期待できない。 そこでYAHOO!の4件を見ると、3件には□□○○△△というように3つの複合語でスニペットに表記されている。ということは、○○△△の2つの複合語では存在しないためタイトルやh1などと難しく考えるともなく、この2つ複合語のキーワード○○△△をテキストの中に書けば済むだけですこぶる簡単だ。その上1位になることは間違いなしだ。 このようなSEOをやりたいものだ。キーワードマーケティングの重要性を再認識!! 「キャッシュ率も高い」サイト そこでテキストの小見出しのみを○○△△に修正したところ、案の定、翌日(2008/12/07)には早々に1位に表示された。このように反映が早かったのはトップページならいざ知らず、このサイトが頻繁に更新をおこなうためクローラも度々訪れることによる影響であろう。 “キーワードから商売のヒント”見つけることも一考 お陰でこの「お宝キーワード」がライバル他社に発見されるまでは独占的に商売ができそうだ。このような「お宝キーワード」もおおよそ半年もすれば気づかれるのが一般的だ。果たしてこのキーワード○○△△は今日から何時まで独占できるか、興味津々と行く末を追っていくつもりだ。 「まさに買う気満々の売れる瞬間の顧客を根こそぎだ」。言い換えれば人通りの多い場所(検索数が多い)でしかもライバルがいないいところで商売をするようなものだ。それだけではない、このキーワードで出稿しているオーバーチュア広告のクリック平均単価は23円。出稿を取りやめたのはいうまでもない。
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