当たり前のことを当たり前に
昨日、ホームページ制作をしているFさんからアドバイスのお礼のメールがあった。クライアントの○○○コンサルタント会社の社長から、問合わせページの改善で目覚しい効果があったとのことであった。ああでもないこうでもないといくらうんちくやごたくを並べても、畢竟、結果がでないことには話しにならない。
もともとFさんはホームページの制作経験も長く、デザインは勿論のことコンテンツ作りでもさすがFさんと思わせる感嘆しきりの一流のプロデューサーといっても過言ではない。先月にセミナーの打ち合わせの際に、それとなく今、顧問先企業のW社の「問合わせを多く得るための一連の流れを設計」している話をした程度であって「アドバイス」したなんて仰々しいことではなく、はたと気づかれて改善したFさんが立派なのである。
メールの内容は1カ月の間に、何とー「3件の電話問合わせ、さらに4件の見積もり依頼」―。
それも全てが順調に成約に結びついていると喜びを隠しきれないようであった。Fさんがいうように電話誘導でメール発信率がこんなにも上がるとは、アクセスするユーザーの心理がこのような副次的な効果を発揮するとは『凄い発見』でした。とのコメントがあった。
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目に見えない点を重視
たまたま今月の初めに12社の企業(関与先)に対して問合わせから自動送信までの一連の流れをつぶさに観察してみたところ、「満足のできる企業は皆無」であった。せめてユーザーが送信した後の御礼には「社長名で感謝の気持ち」を表したいものだ・・・。企業の姿勢としてブランディングにも決しえ好ましいものではない。「神は細部に宿る」という諺もあるようにとても大事なことだと思う。
多くの企業やSEO技能者はSEO、SEM対策でアクセスを増やすことやLPOでコンバージョン率を上げることには熱心だが実際のところ「問合わせから一連の流れで、一体どれだけの訪問した見込みユーザーを逃がしていることだろうか」。全くもつてもったいないことだ。
7月2日(木)のセミナーでは、この辺を中心に話をしてみたい。
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http://www.seminars.jp/user/seminar_d.php?sCD=28098