Googleアラートの錯誤
数年前から関心のあるキーワードについてGoogleアラートを利用している。利用するとメールにて送られてくるようになっている。いくつかの関心のあるキーワードで利用しているのだが、以前より興味が薄れてきた。最近では、チラッと目を通す程度で終わっているのが現実だ。
そんなことで何気なく普段と同じようにチェックしていたが、今日(2009年12月30日)は思わず目がとまった。表示されているのは僕のブログ「-実践-SEM対策研究所」ではないか。
「キーワードマーケティング」の Google ウェブ アラート
実践ーSEM対策研究所ー:「キーワードマーケティング」アラカルト |
キーワードマーケティングによるS...|暗号や合い言葉はその言葉自体 |
この Google アラートは1日1回の頻度で送信されます.
しかーーし。まてよ、この記事はかなり以前(2008年3月15日)のものではないか。最新の記事が表示されてしかるべきものと思っていたが、どうもそうではないようだ。引用してみると、
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『提供: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「Googleアラート(Google Alerts)は、Googleが提供するサービスであり、ユーザーが選択したウェブやニュースの更新に関して電子メールまたはフィード(RSS)で通知する。
Googleが提供するアラートは今のところ、ニュース、ウェブ、ブログ、総合、ビデオ、グループなどがある。「ニュース」アラートでは、指定したキーワードでのGoogleニュースの検索結果の上位10件に新規ニュース記事が現れた場合にメールを送信する。
ウェブアラートでは、通常のGoogleの検索の上位20件に新たなウェブサイトが登場したときにメールを送信する。
「総合」アラートでは、上述したニュースかウェブのどちらかが条件を満たしたときにメールを送信する。「グループ」アラートでは、指定したキーワードでのGoogleグループの検索結果の上位50位に新たな投稿が登場したときにメールを送信する」。
そういえば、21日・27日の両日とも「キーワードマーケティング」に関連するブログを書いた。そのブログが最新であるからどちらかが表示されてうるものと瞬間思ったが、タイトルを見るとそうではなく、かなり以前に書いたものだ。
上述の説明をみると、ウェブアラートであれば検索されたキーワードでサイト自体が既に20位以内に表示されている事が前提となるようだ。確かに、「-実践-SEM対策研究所」はGoogleでは「キーワードマーケティング」で検索すると、2008年3月15日の記事が14位に表示されている。
14位に表示されているキーワード「キーワードマーケティング」に新たな「キーワードマーケティング」に関するウェブサイトが登場したことによってメールの送信案内がされたといえることができる。
確かに20位以内のサイトと限定しなければ、Googleアラートで送信されるメールの数はもの凄い数になり現実的でない。
SEOにしても然り、20位以内に表示されないキーワードはユーザーの目に留まることが期待できないように、Googleアラートからも相手にされていないようだ。
自分の興味のある特定キーワードを調べるにあたって、Googleアラートを利用してみたらいかがだろうか。