思わずクリックしたくなるPPC広告はこうして作る
クリックされてはじめて課金。キーワード連動型のテキスト広告
Webマーケティングとして当時、国内でPPC広告を事業としているPPC広告会社は3つ。広告主の数が最も多いと思われるのがGoogle社が運営している「アドワーズ広告」です。次いでオーバーチュア社のスポンサードサーチ広告」およびルックスマート社の「サブサイトリスティング」と続く。アドワーズ広告とスポンサードサーチの両方を併用、サブサイトリスティングは状況を見て判断することにしたが、結局のところ、出稿条件やその後の検索エンジンの提携関係の減少から利用を見合わせた経緯がある。
どの検索エンジンに表示される?
アドワーズ広告、スポンサードサーチ、およびサブサイトリスティングは複数の検索エンジンと提携しています。例えば、スポンサードサーチに出稿すると、yahoo!JapanやMSNの他にfreshEYEなどにも同時にPPC広告が掲載されます「利用開始時の平成15年(2003年11月現在)」。ただし、この提携関係は固定的なものではないので注意が必要です。例えば、米国yahoo!は米国オーバーチュア社を買収すると平成15年(2003年)7月に発表しています。そうすると、スポンサードサーチとライバル関係にあるGoogleのアドワーズ広告とyahoo!Japanの提携関係が崩れるのは当然の帰結となることが想定されたが、事実そのような結果となった。また、平成15年82003年)11月にはgooがGoogleの検索エンジンを採用すると公表したことから、それ以降のPPC広告はスポンサードサーチからアドワーズ広告に切り替えることが決まったも同然と推測できた。尚、現時点のでの検索エンジン相関図はこのようになっている。
タイトルにはキーワードと同じフレーズを入れる
webマーケティングとして多くの検索エンジンでは検索語がフレーズと一致した部分には太字で表示されます。消費者の目を引くという点では、タイトルや説明文に検索語(キーワード)と同じフレーズを入れることが効果的です。特にタイトルは大きな色付き文字で表示されるので、検索と同じフレーズをタイトルに入れると太字で表示され効果倍増です。キーワードと同じフレーズをできればタイトルに、少なくとも説明文には設定するようにします。
買わない人に「見せない」、「クリックさせない」工夫とは?
キーワードを上手く設定することによって、商品やサービスを買わない人にPPC広告を見せないことが可能です。広告自体を見せないことにより無駄なクリックを排除して広告費を抑制できます。さらに、キーワード設定でふるいわけできない「買わない人」に対しては、タイトルと説明文で対策を講じます。これらを上手く設定することによって商品やサービスを買わない人にはPPC広告をクリックさせないことが可能になります。現在でもそうであるが本社が東京で営業所は皆無、パートナの整備も不十分なため全国展開には無理があった。ワンストップソリューションとしてのサポート力の強みを活かすため直販を営業地域を関東一円に限定していた。そこでタイトルには「首都圏地域限定販売」と設定、検索者に明確に伝えることにより、勘違いクリックを大幅に減らすことができた。webマーケティングをするうえで、リアル同様知恵と工夫が肝要である。
極秘の裏技教えます!
原則として『何でもあり」ですから、事前にライバルのPPC広告やホームページで効果的なフレーズをチェックしてwebマーケティングの参考にしておきます。ただし、第三者の著作権を侵害するようなことのないよう気をつけてください。実際、筆者が作成したPPC広告のタイトルと説明文がライバル企業にそっくりマネされたことがあります。いくら「何でもあり」といっても法律に抵触するような行為は許されるものではありません。そうだからといって何もお公家さん然として気取る必要も、格好つけることもないでしょう。筆者も何度かライバル企業?(勝手に思っている)と言っても同じ業種の名の知れた大手企業のURL、会社名、商品名などを検索語として設定するなど荒業を試みたが社内の幹部の反対の声に挫折したことがたびたびであった。理由は道義的に賛成しかねるとのことで、それは筆者がいいたいセリフだ。俺だってストレスの溜まることなどしたくないに決まっているではないか。赤信号みんなで渡れば怖くない。線路を敷く気概もエネルギーもなし、そのレールを乗りながらスピードが遅いなど文句たらたらの手合いの多いことには閉口だ。勤務する会社は技術者が多く、往々にしてこのような人はプライドばかり高くて保守的である。webマーケティングのセンスも意欲のかけらもない。フライドが高くとも情熱があれば成功間違いなしと保証できるのにまことに残念なことだ。往々にして大手企業と違い中小企業の経営者は無理を道理で押し通す強引さがある。しかし、むげにこれが全て悪いとはいえないのではないだろうか。ご無理ごもっともでは会社は立ち行かず、そのくらいのタフさがないことには勤まらないのではなかろうか。もちろん、PPC広告には審査があることでもあり、実現は定かでないが、いつかはチャンスを見つけて密かに実行に移すつもりである。最近のアフィリエイト広告では一部に企業に成りすますことを容認しているところもあるようだ。
webマーケティング◇ 片手にソロバン、片手に論 語 ◇
子曰く、巧言令色、鮮(すく)なし仁。
(さわやかな弁舌、人をそらさぬ応対、そんな手合いにかげって仁には遠い)。
孔子