キーワードマーケティングを考察する
キーワードが社名 社名=キーワードの会社がここ数年多くなっているような気がするどうであろうか。見てみると、本日投稿のタイトルである「キーワードマーケティング」で検索すると「キーワードマーケティング研究所」がGoogleでもYahoo!でも1位である。他にも考えられる簡単な例をあげてみると、多くの方が引っ越しの際にはインターネットを使用して見積もりを取ることが多いことと思う。そこで、引越しのキーワードで検索してみると上位には「アリさんマークの引越社」、「サカイ引越センター」「アート引越センター」など社名に引越を入れた会社が上位表示を占めている。また、世の中には[何らかの理由で]あなたか扱っている商品なりサービスを緊急に必要になっている人が必ず存在する。例えばこんなケースを想定して欲しい。ある寒い日の深夜、あなたは布団から起きだしてトイレで用をたす。ホーット一安心して水を流すと、異変に気づく。どうも様子がおかしい。つまっている。身も凍る恐怖の一瞬だ。さてどうしよう。困ったあなたはインターネットで「トイレ つまり」とキーワードで検索してみる。すると「24時間無休でトイレのつまり直します」という表示を無視することが、果たしてできるであろうか?まずありえない。即刻電話をかけるに違いない。そして、最初に表示されたのは「株式会社水道救急車」という企業である。タイトルは[トイレつまり(詰まり)・水漏れ・水道工事なら水道救急車]、キーワード「トイレ つまり」や「水漏れ」や「水道工事」の何れでもGoogle、Yahoo!共に上位表示である。なんとキーワードマーケティングが見事なタイトルであり社名ではないか。 他にもこのような例はたくさんありますが次回のキーワードマーケティングに譲るとして、以前だと胡散臭い印象を与え、ユーザーの視点から考えると望ましくないと判断するのが常識でした。このことに限らず、ものごとすべからず「今までの常識は否常識、今までの非常識は常識」と何事にも疑ってかかる必要があるのではないだろうか。 キーワードマーケティングの面白み そこで、これから社名を考える方は、「上位表示を狙うキーワードに“関連するキーワード”を含めた社名」にすることをおすすめします。もう既に長く社名が浸透していてそんな簡単に変更することはできないとお考えの企業には社名はそのまま残し、敢えて屋号として使う裏技もあるのではないかと思います。また、大手企業を中心とした持ち株会社にした場合は丁度よいきっかけになるように思えてなりません。 さて本題に戻すと現在のところ、名詞のみによるタイトルよりも「は、が、の、を、に」などの助詞で構成されている文章いなっているタイトルの方が上位表示されSEOとして有利なような気がしますし文脈としても綺麗ですね。 それでは、社名にキーワードが含まれる場合は、検索エンジンは果たして通常のように1つのキーワードとして認識してしまうのだろうか、キーワードマーケティングの観点から疑問を感じてしまうところです。 例えば当社(ネットビジネスフロンティア)のように、タイトルを「SEM対策 ネットビジネスのネットビジネスフロンティア」とした場合、どうであろうか、キーワードとしての「ネットビジネス」の月間検索数は12,000件もあり大いに食指の動く魅力のあるキーワードでもあるため、このキーワードはどうしてもタイトルに入れたい。でも、「ネットマーケティング」を2回使用しているのでタイトルとしてのキーワードの分散が起きて、弱くなってしまうのではないだろうか? □ 社名とキチンと認識をして、キーワードの対象にする □ 社名も他の通常のキーワード同様にキーワードと認定する □ 社名は社名として、別扱いをしてキーワードの対象にならない 上記のように、いろいろな見解があるように思われるが、進化した昨今の検索エンジンではおそらく社名と認識するであろうと想定した上でキーワードに含めるとかんがえています。現在のところ、そうでなくとも早晩そうなるであろうと推測しているところです。 そのようなわけで、例えば、「SEM」という会社名にして、タイトルを「検索エンジンマーケティングのSEM」にした場合、各検索エンジンはSEMを通常のキーワードとして扱うでしょう。ところが、「検索エンジンマーケティングの株式会社SEM」とした場合は、間違いなく会社名と認識することでしょし、もちろん「SEM」にもヒットします。 しかし、あくまで社名ですから、通常の「SEM」よりは弱くなることは充分考えられます。検索エンジンの進化は既に人工知能化してきており、私たちが思っている以上に格段に優れていますので、サイト内の文脈などさまざまな要素から簡単に社名と割り出していると考えて良いでしょう。 サブプライムローン問題や先行きの景気後退で株式の日経平均は現在のところ、13,000円を切り込み低迷しているが、デイトレーダーに人気のあるサイバーエージェントはサイバーで検索するとGoogleで1位、Yahoo!では2位に表示されています。また、密かに私淑する金川千尋(かながわ ちひろ)社長の信越化学工業は信越だけで検索しても、さすがにGoogleでもYahooでも1位表示でした。 サイバーエージェントや信越化学工業のように固有名詞で社会的に認知されているところは良いでしょうが、それ以外の企業などはキーワードマーケティングをする上では普通名詞で勝負をかけなければなりません。それだけに、トップページのタイトルに社名が入れば、信頼度とブランディング効果が図られることにより更にクリック率もよくなることが期待できますので、タイトルには社名を表示した方が良いでしょう。加えて、会社名にキーワードを含めることは、SEOに有利に働く可能性があります。 タイトルと要約文の表示に変化が起こる これに関連したことで、よく聞かれることにYahoo!で検索結果に表示されるタイトルと説明文が違う場合があります。おれはYahoo!カテゴリ登録サイトのディレクトリで登録されているタイトルと要約文がそのまま、ウエブ検索でも参照して表示されるためです。 Yahoo!の検索エンジンであるYST(ヤフー・サーチエンジン・テクノロジー)はタイトルタグ内のキーワードを評価して、ウエブ検索の結果を表示する際に、ディレクトリ登録サイトかどうかを参照して、登録されていればタイトルと要約文を援用して変化をさせていることにより起因しています。もちろん検索エンジンにディレクトリ登録のタイトルと要約文を表示させないような対策方法があることはいうまでもありません。 ◇ 片手にソロバン、片手に論語 ◇ 子曰く、政をなすに徳をもってす。譬(たと)えば北辰のその所にいて衆星のこれに共(む)かうがごとし。 (徳こそ政治の根本である。徳は、たとえていえば北極星だ。北極星そのものは動かぬが、すべての星はこれを中心に整然と運行する)。孔子
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