あなたの会社のSEO対策・SEM対策はどの段階?
Webマーケティングの一環として、SEO対策・SEM対策には段階がある。あなたの会社は現在どの段階だろうか、困っているのでライバル他者より○○○キーワードで上位に何としても表示したい。お気持ちはお察しできますが、急いでいるからといって第一段階から一挙に4段階や5段階に進むわけにはいきません。一段一段と段階ごとに進み、一段階アップには最低でも2カ月程度の期間をかけて着実に進みたいものです。
今まで幾つかの企業のSEO対策・SEM対策を経験していますが、確実に売上拡大と利益増加を達成している企業は共通して次のような段階を踏んでいるケースが多いように思えてなりません。
某ベンチャー企業のW○○社から、2年前に第二段階から相談を受けました。当時の売上1億2千万から3億、2年目の昨年は6億と倍増です。今では第四段階に進んでいます。この不況の中、今年の目標は10億と決めました。依頼を受けた当時の社員数は3名でしたが、現在は7名(社長他営業2名、技術3名、事務1名)での成果です。業態はメーカーの範疇に属しますが、自社工場を持たない「ファブレス企業」です。もちろん、この輝かしい業績はSEO対策やSEM対策の成功が全てとはいうつもりはありません。
『今後の鍵は、どこまで製造コストを下げる事ができるかにかかっている』(k社長)という。
W○○社は満足できる状況なのでリスクを冒してまでも、第五段階まで進む予定はありません。無理をして第五段階まで進んで、尚一層の売上拡大や利益増加を期するよりも、自社の強み(営業力・技術力・サポート・サービス・品質)に磨きをかけてライバル他社との差別化を加速させるのが本来の目的であることはいうまでもありません。
誤解が多いのではっき申し上げれば、「SEO対策は自社の強みを知らしめる手段であって上位表示が目的ではない」。特にSEM対策のリスティング広告は品質で広告の順位を決めるとはいえ、入札価格は無視できません。行く着く先は体力勝負になることがはっきりとしております。これでは大手企業を中心に中小の優良企業には到底かないません。
□ □ □
1.
第一段階
①
全くSEO対策がされていないサイト。
② YAHOO!リスティング広告・Googleアドワーズ広告を利用している。
資料請求や問い合わせのページがない。問い合わせはFAXやメール。
2.
第二段階
①
TOPページを中心に簡単な対策を施工。
キーワードマーケティングで月間検索数が数千の「キラーキーワード」3~4全てで10位以内表示。
②
Yahoo!ビジネスエクスプレ(ディレクトリ登録)。
③
YAHOO!リスティング・Googleアドワーズ広告を専門家に委託。
キラーキーワード発掘や広告文作成などプロ化しており、専門家に任せた方が良い。担当者は本来の業務に専念した方が効率的である。
YAHOO!リスティング・Googleアドワーズ広告のキャンペーン・グループ・広告文の見直しとキーワード追加。
3.
第三段階
①
全ページへのSEO対策。
複合語のキーワードを中心に各ページに対策。SEO対策を施工するキーワードの選択
「キーワードマーケティング」は重要。検索数が少ないキーワードに対策しても意味がない。しかし、検索数は少ないが専門的な「お宝キーワード」は存在する。
②
JLISTING(Jエントリーティレクトリ登録)
③ x-recommend(クロスレコメンドディレクトリ登録)
4.
第四段階
①
LPO(ランディングページ最適化)対策。
②
コンテンツSEO対策の実施。
③
EFO(エントリフォーム最適化)対策。問い合わせ改善など全般の見直し。
④
主力商品もしくはサービスのビジネスブログを利用した専用サイト立ち上げ。サテライトサイトとして有効に作用する。
⑤ YAHOO!インタレストマッチの利用。
5.
第五段階
ビックキーワード対策として思い切った施策をした別サイトの立ち上げ。
競合の激しいビックキーワードで上位表示(1位~3位)を目指すため、ある程度のリスクを覚悟する。
第三段階になると、新規開拓は営業マン10人分に匹敵する顧客が増えるため、全社員がインターネットの効果を肌で実感、目の色を変えて真剣に対策に取り組むようになる。
売上拡大、利益増加により社内に活気
第四段階に到達すれば、業種により一概にいえないまでも営業マン20人以上の新規顧客開拓に成功することは過去の経験則から照らしても不可能なことではない(2007年1月1日「新規開拓営業はホームページで決まり!」http://hazumi.typepad.jp/sem/2007/01/post_f4fb.html)。売上の伸びは20%~30%、利益倍増が期待できる。
僕が未だにWebマーケティングに強い執着を持ち情熱を抱いてアドバイスをしているのは当時の成功体験がそれだけ強烈であり、企業業績アップに繋がると強く確信しているからである。まさかとは思うが、当時から6年以上も経過しているのにも関わらずなんら対策を打っていないとしたら、まさに「買う気満々の売れる瞬間の新規の顧客を逃している」ことに結びつき企業経営者としては『失格の烙印』を押されかねないだろう。
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