カテゴリーの見直し
ホームページの目的がはっきりせず、たんなる会社案内のWeb版になっているところが未だに多く存在する。リニューアルの時期にでも例えば新規開拓を目的とするのだと決めれば自ずと作り方もその方向に向かうことができる。多くの中小企業は求人を目的とした会社案内のようなところが多く存在する。例を挙げれば、当初はソフトウエア開発会社で創業、その後は強みを活かしたソフトメーカーなり販売会社に業態が変わった際には、カテゴリーの修正をすべきである。前よりリンクの高いページからリンクされる可能性もある。
カテゴリーの選び方
Yahoo!JAPANへの登録申請を行うには先ず、自分のウエブサイトを掲載するのに最も適切なカテゴリーを探します。なぜなら、申請手続はカテゴリーを選んでから行うからです。最適なカテゴリーを見つけるために、自分のウエブサイトに関連のあるキーワードを2~3個入力して検索してみてください。検索画面の上の方に「Yahoo!登録サイトとの一致」とともに、そのキーワードに関係するカテゴリーが幾つか表示されます。例えば、キーワード「販売管理」で検索を行うと、ショッピング>ビジネスソフト>販売、在庫、仕入管理が表示されます。現在では登録サイトのメニューから選ぶとスポンサーサイトの下に登録サイトが表示されますので、該当するカテゴリーを選び出し、その中から掲載するのに最も適切なカテゴリーを選びます。もしどこのカテゴリーが適切なのかわからないときは、同じサービスや商品を提供する競合サイトがどのカテゴリーに掲載されているか調べてみましょう。カテゴリーが複数ある場合は、次の点を考慮して選びます。
検索キーワードと一致するカテゴリーか
検索を行ったときには、そのキーワードを含む項目を、検索結果に表示します。
○ 検索キーワードを含むYahoo!JAPANカテゴリー
○ 見出しに検索キーワードを含むウエブサイト
○ 紹介文に検索キーワードを含むウエブサイト
したがって、サイトの内容と関連のあるキーワードがYahoo!JAPANのカテゴリー名にも使われているのであれば、そのカテゴリーを選びます。なぜならば、検索結果にカテゴリーが表示されたときには、多くのユーザーがそれをクリックするからです。
掲載数が少ないカテゴリーか
カテゴリーによって掲載されているウエブサイトの数に差があります。もし適切なカテゴリーが複数該当するのであれば、掲載数の少ないカテゴリーから登録申請するのも手です。少ないだけ目立ちますし、Yahoo!JAPAN側からすれば、今後充実させたいカテゴリーでもあるからです。筆者はたびたびYahoo!JAPANのトップページの上部にある新着情報をクリックします。土曜日、日曜日や祭日を除く日には現在でも毎日300前後のサイトが登録され、多い日ですと400を超える登録日もあります「平成19年(2007年)3月」。
ページランクの高いカテゴリーか
カテゴリーによりページランクに差があります。適切なカテゴリーが複数該当する場合は掲載数の少ないカテゴリーから登録申請するのも手であると申し上げましたが、掲載数にあまり差がない場合は、SEO対策上ページランクの高いカテゴリーを選択することをお勧めします。
1つのサイトを公式サイトおよび登録サイトとして登録する
例えば、旅行代理店が公式サイトとしてトップ>日本の地方・都道府県>関東>東京都>区市町村>千代田区>ビジネスと経済>ショッピングとサービス>旅行>代理店、強みが船旅のクルーズにあるならば登録サイト名クルーズにてトップ>ビジネスと経済>ショッピングと経済>旅行、交通>クルーズとして登録する。このようにするメリットとして公式サイトのカテゴリーの最後に社名のカテゴリーが与えられ、見出しには社名が掲載されるなど多くの特典があります。公式サイトのページランは「1」であるが、クルーズのページランクは「3」、工夫をすれば「5」も可能でありSEO対策として、見逃すことができません。
ホームページプロモーション◇ 片手にソロバン、片手に論語 ◇
子曰く、賢をみては、斉(ひと)しからんことを思い、不賢を見ては内にみずから省みるなり。
(すぐれた人物を見たなら努力目標にすること、くだらぬ人物に会ったなら自己反省の資とすることだ)。
孔子