twitterの影響と『断言』
昨年の10月9日からtwitterで140文字のつぶやきを始めた。SEO対策やSEM対策としてどのような影響があるのだろうか。Webマーケティングとしてどれほどの効果は期待できるか検証するには実際に使用しないことには見当もつかない。
始めるのに当たり、知人のM氏はフォロワーが100人を超えると新しい世界が見えてくる。アメリカでは最もセクシーなサービスだと強く勧められた経緯がある。
今日現在では、フォローしているのは80人、フォロワーは75人だ。ツイートは517回だから1日4回程度をつぶやいている計算になる。多いか少ないかは別にとして、肩肘張らずにお気楽にやるにはこんなもんではないかと僕は思っている。たまには仕事に支障が生じかねないtwitter中毒と思われかねない御仁も存在する。
「うぬぼれ検索」しているのはあなただけではありませんよ!
Googleがtwitterをインデックスしていることは多くの利用者が自然検索(オーガニックサーチ)やうぬぼれ検索(自分自身を検索)で確認しているところであるが、果たしてそれがインデックスに有効に反映されていることを承知しているインターネット利用者はどの位いるだろうか。統計がないので正確に申し上げることは適いませんが、極めて少ないように思われてなりません。
数年前の米国の統計によると米国人のインターネット利用者の47%がGoogleなどの検索エンジンを使用して「うぬぼれ検索」を経験したことがあるようだ。現在ではとうに50%を越えていることは想像に難くない。
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そこで、インデックスの増え方を分かり易くするため昨年(2009年1月1日)から、当ブログ(http://www.hazumi.typepad.jp/sem/)のインデッスク数を「GRC」で試みてみところ、次の表のように変化していることが分かった。
インデッスク数の増加は「Google SEOに有利」!
twitterを始めるまではインデックスの数の変化はほとんど見られないが、始めて1カ月も経たない内に急激に増えだした。それまでのインデックス数は100前後としばらく固定状態で推移していた。ところが、twitterを始めてみると増え方はまことに顕著で、4カ月強を過ぎた現在ではインデックス数は3倍の300にも達している。
インデックス数 (2009年1月1日~2010年2月20日)
調査日 |
Google |
Yahoo |
Bing |
2009/1/1 |
110 |
206 |
109 |
2009/3/9 |
115 |
230 |
148 |
2009/5/7 |
120 |
187 |
138 |
2009/7/10 |
136 |
163 |
150 |
2009/9/10 |
99 |
174 |
128 |
2009/10/7 |
100 |
229 |
136 |
2009/10/16 |
101 |
228 |
138 |
2009/10/28 |
151 |
244 |
139 |
2009/11/10 |
159 |
247 |
138 |
2009/12/28 |
184 |
203 |
129 |
2010/1/1 |
202 |
211 |
131 |
2010/1/30 |
239 |
251 |
130 |
2010/2/6 |
274 |
259 |
166 |
2010/2/15 |
297 |
218 |
164 |
2010/2/19 |
300 |
203 |
168 |
一般的にはSEOの課題の一つとして「インデックスが多い方が有利」といわれています。
Googleで上位を目指すには必要と思いますが、一方Yahooではキーワードによりインデックスが極端に少ない(20~30)サイトが、インデックスの多い(1000)サイトより上位表示されているケースもあります。Yahooはあてになりませんね。
上記の表より「Googleの検索エンジンはtwitterをかなりの比率でインデックスしていると断言」してもいいでしょう。
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